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「デジタル時代も良質なコンテンツは不可欠」 グーグル取材のオーレッタ氏(産経新聞)

【「グーグル秘録」著者に聞く】(上)

 「グーグル秘録 完全なる破壊」(文芸春秋)を刊行した米誌「ニューヨーカー」記者、ケン・オーレッタ氏との一問一答は次の通り。

 --本を書いた動機は

 デジタル世界、インターネットが、伝統型のメディアにいかに影響を及ぼしているのかを知りたいと思った。デジタル世界のど真ん中にいた企業がグーグルだった。

 --取材してグーグルにどんな感情を持ったか

 好意を持った。取材には2年半ほどかけて、グーグルの本社に13回通った。関心を抱いたのが、成功の中心にエンジニアがいたことだ。エンジニアたちから多くのことを私は学んだ。

 一方で、懸念も持った。グーグルをはじめとするデジタル企業が、あらゆる影響を、特にジャーナリズムにもたらすのではないか。プライバシーや著作権にも影響を及ぼすのではないかという点に。

 --新聞など伝統メディアは、グーグルとどう付き合えばいいか

 多くの伝統メディアが、グーグルやインターネットへの不満を言うことに時間をとられ、グーグルやインターネットの台頭が、自分たちにとって新たなビジネスチャンスになりうるかもしれないと考えることに、ほとんど時間を割いていない。伝統メディアは、現在の事業をどのようにデジタルプラットホーム(土台)に移行するかを考えていくべきだ。グーグルやインターネットを使って新たなビジネスチャンスを生み出すにはどうするかを。電報が電話に置き換えられたように、伝統メディアがインターネットに置き換えられるかもしれないが、そういった取り組みをしていくことが必要だ。

 それとは別の問題で、ジャーナリズムの質が落ちないことを祈っている。ジャーナリズムは民主主義にとって非常に大切。伝統メディアは、自分たちのビジネスがどんなものかを再定義し、新しい時代のビジネスチャンスを掘り起こしていく必要がある。

 --移行の過程で新聞業界で淘汰が進めば、リストラもあって、ジャーナリズムの質が落ちていくのではないか

 編集者や発行人は、何らかのエンジニアリング(工学系)の知識が必要になってくると思う。デジタル化のなかで、新聞というビジネスをどう切り盛りしていくか。きちんと手腕をふるえる人材が必要だ。紙面のオンライン化は、積極的に進める必要がある。

 ただ、オンラインの部門に関しては、ITをきちんと理解した人が責任者に立つべきだ。オンラインメディアは紙媒体とはかなり違う。例えば、四六時中、365日、人の目に触れるし、マルチメディア環境であり、双方向だ。ブロガーや、その他の寄稿してくれる人を、外部から取り込む必要もあるだろう。

 非常に重要なことは、コンテンツの課金制度をうまく考えていくことだ。無料でコンテンツを配ってしまうことは、ジャーナリズムが陳腐化を起こしてしまうということにほかならない。

 --それが、まさに私たち新聞業界の大きな悩みだ

 アメリカは、新聞の発行部数、広告出稿量も非常に大きく落ち込んでおり、日本の比ではない。つまり、米国ではインターネットの台頭による影響が、日本よりもすでに大きく出ている。米国の現状から今の日本は学ぶことができる。日本の新聞業界も、発行部数、広告出稿量が減ったとはいわれているが、その深刻度という点ではアメリカの方が厳しい。

 --コンテンツ課金は大事だが、無料化の主役がグーグル。グーグルが成長していく限りは、課金の方向には向かわないのでは

 そうとはかぎらない。グーグルは、良質なコンテンツが不可欠だということを少しずつ学び始めている。検索の結果がよかったとしても、検索に挙がってくるコンテンツの質が良くなければ、効率のいい検索の意味がない。しばしば、質の良いコンテンツは良いジャーナリストが書いたものだったりする。

 同じことが、(グーグル傘下の動画投稿サイト)ユーチューブにもいえる。ユーザー発のコンテンツでは広告がとれない、広告を取れるような質のものは、やはりプロの作ったものでなければならないということに気づき、対価の支払いを始めている。

 そういう意味では、伝統メディアにもチャンスがある。グーグルやアップルなどニューメディアが、良質なコンテンツに対価を払うと考える限りは。伝統メディアは、新たな収益源を得たいと思っているわけだから、ニューメディアが広告依存度を今よりも下げていきたいと考えているとすれば、新旧のメディアが歩み寄るチャンスは意外とあるかもしれない。もちろん、これは希望的な観測シナリオといわざるをえないが。

 --この本を読んで、スペインの哲学者、オルテガ・イ・ガセットの「大衆の反逆」を思いだした。一般ユーザーが世の中を決めていく。グーグルがそれを助けているという印象を持った

 私もそう思う。それはグーグルだけでなく、フェースブックも、ツイッターも、インターネット全体も、双方向のコミュニケーションを取っているという意味において、今あなたがおっしゃったようなことをしているのだと思う。今までの伝統的なメディアの伝統型のビジネスモデルといえば、こっちは情報を発信する、そっちは受け止めろという仕組みのモデルだった。しかし、双方向の時代においては、こちら側も相手に耳を傾けていかなければいけなくなる。

 しかし、プロのジャーナリストがプロたるゆえんは、きちんとした編集の決断が下せることだ。何がニュースとして大切なのか、どの記事が1面にいくべきなのか、そういった役割を果たすことがなくなったら、もはや私たちのジャーナリズムはプロのジャーナリズムとはいえなくなってしまうし、民衆が投票制で決めるようなことになってしまえば、おのずとジャーナリストの役割は犠牲となってしまうだろう。

 --グーグル書籍検索訴訟の和解案では、日本でも大騒ぎになった。この問題はグーグルのアキレス腱になるか

 グーグルは、2つの時限爆弾を抱えている。まずはプライバシーの問題。グーグルは、莫大な個人情報を収集し続けている。その情報を乱用されるのではないかという懸念が出てきたとき、たとえば広告主に漏らされるのではないか、政府に渡されるのではないか、という懸念が高まってきてしまった場合は、グーグルは大きなものを失うことになる。それは、名誉と信頼だ。

 2つ目は著作権の問題だ。書籍をデジタル化し、コピーをとるということについて、グーグルは事前に(著者の)承認をとらなかった。それが、米国の場合は集団訴訟になった。この2つは、グーグルにとって大きな問題になってくる可能性がある。

 今回、この訴訟が起きてから、グーグルは1憶2500万ドルの対価を出版社と著作権者に支払うことに合意した。コンテンツに対して対価を払う必要があると、グーグルが認めたということ。そういう点では、非常に良い進展になったと思う。

 --「グーグルが破壊しない業界があるなら、教えてほしいぐらいだ」というコメントを紹介しているが

 デジタル世界においては、こちら側の世界も変わっていかなければいけないと思う。オンラインで新聞や本、雑誌を出すことは、活字メディアよりもずっと安くできる。何しろ、紙もいらない、輪転機もいらない、配送コストも倉庫の費用もかからないわけだから。

 だから、いかにして活字メディアがオンライン環境に移行していくかが大切だ。それがうまくいかなければ、グーグルなり、インターネットなり、何らかのデジタル世界の要素につぶされてしまう可能性があるということだ。それは裏を返せば、うまく移行できれば、活字メディアが成功を収める可能性があるということ。それは、もしかしたらグーグルとの協力の上に成り立つものなのかもしれない。

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富士芝桜ようやく見ごろ 春のいたずらが幸い(産経新聞)

 山梨県富士河口湖町本栖の標高約900メートルの高原にある富士本栖湖リゾートで開催中の「富士芝桜まつり」の主役、シバザクラがようやく見ごろとなった。開園した先月17日に春の大雪に見舞われた後も気温が上がらず、いたずらな春のおかげで開花が大幅に遅れていたが、大型連休中の初夏を思わせる陽気で、7日には5分咲きまでたどり着いた。売店の従業員は「半月も待たされました」と話し、大地をピンクに染めるシバザクラに“高原に春到来”を感じていた。

  [フォト]霊峰のふもとで富士芝桜がようやく見ごろ

 同リゾートには約2・4ヘクタールに5種計70万株が植えられている。「マックダニエル」や「多摩の流れ」など濃淡のピンク色の種類に白色の「モンブラン」が回廊のように帯状に咲き、晴れると園内の池に逆さ富士を映すのだが、7日はあいにくの雨模様。富士山はみえなかったが、春雨に煙るシバザクラも趣があり、多くの観光客でにぎわった。

 園内には展望足湯があって、この日は雨で冷えた体を足湯に浸かって温めながらシバザクラ見物を楽しむご婦人グループがいた。

 神奈川県の60代の主婦は「少し寒かったけど、5分咲きでもきれい。満開時にもう一度きてみたい」と富士芝桜に魅了されていた。富士芝桜まつりは今月末まで。昨年は期間中約36万人が訪れたといい、天候に恵まれれば昨年以上の来園者を期待している。

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